出産後、体型の変化や骨盤のゆるみを感じる方は多いです。妊娠・出産を経て骨盤は開きやすくなり、そのままにしておくと姿勢が崩れたり、体型が戻りにくくなったりすることも。そんな産後の骨盤ケアに役立つのが「骨盤ベルト」です。
骨盤ベルトにはさまざまな種類がありますが、最近人気なのが 「履くタイプ」。巻くタイプに比べてズレにくく、サッと履くだけでしっかりフィットするのが特徴です。動きやすいので、家事や育児の合間にも快適に使えます。
しかし、メリットが多い一方で、サイズ選びが難しい、通気性が気になる、トイレの際に少し不便 などのデメリットもあります。自分に合ったものを選ぶことで、より快適に骨盤ケアができるので、選び方のポイントも押さえておくと良いでしょう。
骨盤ベルトの履くタイプが向いている人は?
骨盤ベルトには色々な種類がありますが、中でも「履くタイプ」はガードルのように下半身にフィットするデザインが特徴です。こんな人に特におすすめです。
まず、動きやすさを大事にしたい人にぴったり。巻くタイプのベルトはズレやすいこともありますが、履くタイプならピタッとフィットしてズレにくいので、歩いたりしゃがんだりしても快適です。家事や育児でバタバタするママにとって、動きやすさは大切ですよね。
次に、サッと簡単に着けたい人にもおすすめです。巻くタイプのように位置を調整したり、締め具合を気にしたりする必要がなく、下着のように履くだけでOK。忙しい朝でもすぐに装着できます。
また、フィット感がほしい人にも向いています。ストレッチ素材で骨盤をしっかり支えてくれるので、ズレにくく安心感があります。産後の不安定な骨盤をしっかりサポートしたい人にぴったりです。
さらに、服のシルエットを気にする人にも◎。薄手のデザインが多いので、タイトなパンツやスカートを履いてもゴワゴワしにくく、外出時も気になりません。
最後に、長時間つけたい人にもおすすめ。座っている時間が長いとズレやすいベルトもありますが、履くタイプなら安定感があり、快適に過ごせます。
履くタイプの骨盤ベルトのデメリットは?
履くタイプの骨盤ベルトは便利でしっかりサポートしてくれるアイテムですが、着用感やサイズ選び、通気性、トイレの際の不便さなど、いくつか気をつけたいポイントもあります。
まず、着けたときの違和感を感じることがある点です。体にピタッとフィットする分、締め付け感が気になることも。長時間つけていると圧迫感を感じたり、動きづらく感じることもあるので、自分に合ったサイズや締め付け具合を選ぶのが大切です。
次に、サイズ選びがちょっと難しいこと。巻くタイプと違って簡単に調整できないため、自分の体に合わないとキツすぎたり、逆にゆるくてズレやすくなったりします。購入前にサイズ表をしっかりチェックするのがおすすめです。
また、通気性が気になることも。サポート力がしっかりしているぶん、生地が厚めだったり伸縮性のある素材が使われていたりするので、暑い季節や長時間つけていると蒸れやすいことがあります。汗をかきやすい人は、通気性のいい素材を選ぶと快適に使えますよ。
さらに、トイレのときにちょっと不便なのもデメリット。巻くタイプならサッと外せますが、履くタイプは下着のように脱ぐ必要があるので、急いでいるときや外出先ではちょっと面倒に感じることも。
最後に、価格が高めのものが多い点も考慮したいところです。サポート力やフィット感がしっかりしているぶん、巻くタイプよりも値段が高いものが多いです。長く使えるものを選ぶか、コスパを考えて検討するとよいですね。
履くタイプの骨盤ベルトのメリットは?
履くタイプの骨盤ベルトは、装着のしやすさや動きやすさ、フィット感の良さ、服装への影響が少ないことなど、たくさんのメリットがあります。産後の体型戻しや骨盤のサポートをしっかりしたい方におすすめです。
まず、サッと履くだけで装着できるのが便利なポイント。巻くタイプのように毎回位置を調整したり、締め具合を気にしたりする手間がなく、下着のように履くだけでピタッとフィットします。赤ちゃんのお世話で忙しいときでも、すぐに使えてラクです。
次に、動きやすいのも大きな魅力。伸縮性のある素材で体にしっかりフィットするので、歩いたりしゃがんだりしてもズレにくく、快適に動けます。家事や育児で動き回るママにもぴったりです。
また、フィット感が良くてズレにくいのもメリット。巻くタイプだと動いているうちに緩んだり、ズレたりすることがありますが、履くタイプならピタッと固定されるので、つけ直す手間が減ります。
さらに、服装に響きにくいのも嬉しいポイント。薄手のものが多いので、タイトなパンツやスカートの下に履いても目立ちにくく、おしゃれを楽しみながら骨盤ケアができます。
トイレがラクなのも意外と大事なポイント。巻くタイプはトイレのたびに外したり締め直したりしないといけませんが、履くタイプなら下着と同じ感覚でそのまま脱げるので、ストレスなく使えます。
そして、長時間つけても快適なのも魅力です。圧迫感が少なく、座っているときも違和感が出にくいため、日中ずっとつけていたい人にもおすすめです。
履くタイプの骨盤ベルトおすすめは?
履くタイプの骨盤ベルトは、産後の体型戻しや骨盤のサポートに役立つアイテムです。自分の体型やライフスタイルに合ったものを選ぶことで、快適に使えます。
まず、**ワコール マタニティ「産後骨盤ベルト」**は、しっかり骨盤を支えながらも動きやすいのが特徴。伸縮性のある素材でピタッとフィットし、ズレにくいので快適に過ごせます。
次に、**犬印本舗「産後すぐニッパー」**は、産後すぐから使えるサポート力のあるアイテム。ウエストからヒップまでしっかりホールドしながら、面ファスナーでサイズ調整ができるので、体型の変化に合わせやすいです。
また、**ピジョン「守って締める ふわキュット 産後の骨盤ベルト」**は、やわらかい素材で肌あたりがよく、締め付け感が強すぎないのが魅力。装着も簡単なので、骨盤ベルト初心者の方でも使いやすい設計になっています。
**オオサキメディカル dacco(ダッコ)「キュッとベルト」**は、薄手なのにしっかり骨盤をホールドしてくれるタイプ。服の下に着ても目立ちにくく、長時間つけても違和感が少ないので、普段使いにもぴったりです。
最後に、**ピジョン「出産したら締める骨盤ベルト」**は、マジックテープで固定するタイプで、履くタイプと巻くタイプのいいとこ取りをしたデザイン。しっかり固定しながらも動きやすいので、日常生活で使いやすいのが特徴です。
まとめ
産後の骨盤ケアは、体型の戻りや腰への負担軽減に重要な役割を果たします。特に履くタイプの骨盤ベルトは、装着が簡単でズレにくく、動きやすいのが特徴です。その一方で、サイズ選びの難しさや通気性、トイレの際の不便さなども考慮する必要があります。
おすすめの商品として、ワコール マタニティ「産後骨盤ベルト」 や 犬印本舗「産後すぐニッパー」 などがあり、それぞれサポート力やフィット感に違いがあるため、自分の体型や使いやすさに合ったものを選ぶことが大切です。
使用する際は、締め付けすぎに注意し、適度な時間で着用することがポイント。長時間の使用やサイズが合わない場合、かえって体に負担をかけることもあるため、無理のない範囲で取り入れるのがおすすめです。
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